皆様今週末の新人戦お疲れ様でした。決勝トーナメント準々決勝進出という快挙を達成し子ども達も様々な思いをこの大会で感じることができたのではないでしょうか。まだ終わったわけではないですが総括をさせていただきます。
このチームの良いところは『チーム』の意味を理解しつつあるというところです。チームとは「ある目的のために協力して行動する組」であり、目的意識の共有と目的達成の為に支えあい、努力を惜しまないことが大切であるということです。その点から考えると、今のチームには技術的に抜き出た選手はいませんが、技術面をみんなの努で支えあい、一つ一つをクリアしていける仲間意識が非常に高いと感じます。つまり、たいへん良い人間関係を作っているということです。これはサッカーを通じた仲間作り、学校を超えた友人作りをやっていこうというチーム方針に沿ったものであり、大変ありがたいことです。これも昨年度の6年生から今の6年生へとバトンが渡された『アザレアFCのチーム像』が5年生へと少しずつ受け継がれている証ではないでしょうか。今後もこの雰囲気を維持していただきたいと考えます。
修正すべき点は、技術力の修得不足です。新人戦優勝するであろうバディやその他のすばらしいチームとの対戦の中で露呈されたものはトラップの正確さ、インサイドキックの正確さ、ボールに対する執着心です。この点に関しては、やはり県大会に出場できるレベルではありません。もっとボールを触り、コントロール技術を高めていかなければならないと感じています。
来週は近県大会をかけたトーナメントがあります。この一週間で今回の新人戦を振り返りながら自分の良かったプレー、悪かったプレーを再度確認したもらいたいと思います。特別な戦術等をいまさらやっても同じです。自分を信じて精一杯たたかいましょう!