平成20年3月1・2日第22回卒業生大会が開催されました。早速レポートします。
予選1日目、初戦が弱いアザレアFC。対新宮戦ということもありスタッフ一同心配して臨んだ試合。予想をいい意味で裏切ってくれました。集中力、パス展開、ゲームコントロールすべて理想に近いサッカーを展開し2−1で勝利することができました。何よりうれしかったことはチーム全員の気持ちがひとつになったいたことです。『これはいける!』とスタッフ一同確信できた試合でした。2戦目湊坂戦。1−1引き分けとなりましたが、1戦目に続くすばらしい試合展開となり3戦目に向けていいペース。原田戦は一度も勝ったことがなかったため心の中では絶対勝ちたいと願っていましたが思いが通じたのか2−1の勝利!4試合目も勝利し1位通過を勝ち取りました。2日目決勝トーナメント1回戦は勢門戦。トーナメントともなると気持ちが入りすぎて空回りするいつもの癖が心配されましたが開始3分せいと君の目の覚めるようなミドルシュート!キーパがはじいたところをりゅうま君がゴール!この1点が大きかった。その後は須恵のサッカーをキープすることができ1−0の勝利!準決勝の相手は小野。フィジカル、パスワーク、チームの雰囲気とどれをとってもアザレアよりも上の相手、今年は小野さんに泣かされていましたのでここでリベンジをと考えていました。準決勝がすたーと。子ども達は緊張感からか硬くなってしまい、セットプレーから3失点。たしかに小野さんのプレスが相当きつく、思うようなプレーをさせてもらえませんでしたが、チームが浮き足立ってしまい、悪いときのアザレアのプレーがめだつばかり。しかしながら後半はしっかり立て直し失点0。随所にすばらしいプレーも見れるなど本来の姿を取り戻すことができました。0−3でまけてしまいましたが堂々3位の成績を収めることができました。
今大会を通じ、子ども達一人一人が純粋にサッカーを楽しみ、チームアザレアのサッカーを見つけてくれたのではと感じています。指導者から与えられるサッカーを確実にこなしていくことも1つのチームのあり方ですが、アザレアFCは『子ども達による子ども達のためのサッカー』を目指してきました。現在のトップチーム結成以来どういう形で子ども達に伝えていいのか試行錯誤の日々で子ども達の持つ力を引き出すことがなかなかできない事に悩んだ日も多々ありましたが、最後に子ども達がすばらしい姿を見せてくれ、私達がやってきたことは間違っていなかったぞと子ども達が背中を押してくれたような気がしてたいへんうれしく、また自信につながりました。『子ども達から教えられること』の大きさあらためて感じた一年でした。卒部式まで残りわずかですが、現6年生との時間を大切に新チーム向けてがんばっていきますのでご協力よろしくお願いします。6年生ありがとう!
PS:決勝1回戦の1点目はなおきではなくりゅうでした・・・。二人ともごめんなさい(泣)